私が中古物件の購入を検討した理由としては、妻が実家の近くで生活したいからという理由でした。
物件を探すに当たっては、最寄りの駅からの徒歩での所要時間や近隣の利便性などを重視しました。
そのことから、インターネットサイトにおいて希望する条件を入力して検索して物件を探しました。
新築マンションや戸建てを購入する場合は、いい物件が密あったからと言ってすぐには購入せずに、他の物件と比較検討することがありますが、中古の物件においては早い者勝ちであるという側面があるので、物件探しの前にはずせない要素やこだわるポイントをまとえておくことが重要であると感じました。
また、人気の物件であると、インターネットサイトや不動産情報誌に掲載されると同時に契約が決まってしまうこともあります。
そのことからも、すぐに動ける態勢を整えておくことも重要です。
私の場合も、インターネットで検索して気になる物件があり、一度見学に行き、持ち帰り検討としましたが、その日のうちに不動産会社から電話があり、他の顧客で契約が決まったと言われたこともありました。
つまり、決断力も求められるということです。
その後、同様の条件で売り出された物件があったので、すぐに見学に行きました。
その物件はまだ引っ越しが行われる前の物件であり、生活感をイメージすることができました。
もちろん室内には生活家具が置かれているので、だいたいの部屋のレイアウトの参考になります。
しかしながら、壁や床の傷などは確認しにくいというデメリットがあります。
空き部屋を見学することで、空間としての広さを把握することができたり、あまりあってほしいことではないですが、部屋に残されている傷などをチェックすることができます。
結局、その物件を見学した日に購入することとしたのですが、どうしても細かなチェックミスが発生してしまうものです。
トイレ周辺から若干ですが水漏れがありました。
その旨を伝えると、今の居住者が修理を行ってくれるということでしたのでよかったです。
その後の流れとしては、新築マンションを購入するときと同じように不動産会社において契約を交わすこととなります。
中古物件を購入するときには売り主の心理を知ることも大事です。
引っ越しや新たにマイホームを建てる人であれば、できるだけ早く売りたいと考えることから、値下げ交渉に応じてくれることがあります。
もちろん個人で行うものではなく、担当の不動産業者を通しての対応となります。
私もいくつかの物件を見学して値下げ交渉を依頼してみましたが、引っ越しなどで売るというケースにおいては値下げ交渉に応じてくれました。
一方で、不要な物件をただ売るだけというケースでは応じてくれないことがありました。
周辺の中古物件の市場も大きく関係してきます。
例えば中古マンションがひしめき合う地域においてはどうしても価格競争が発生します。
それは、買い手にとっては有利であると思いました。
一方で中古マンションの少ない地域や、もともと人気のある地域の物件は売り手も多少強気であると感じました。
ただ、不動産業者も売り主に対して、物件の築年数や設備の状況、地域などから相場を提示してくれるので、だいたいの相場は決まっています。
そのため、物件を比較するときにはだいたいの相場を把握することができます。
極端に高い物件や極端に安い物件があるならば、その理由をしっかりと知ることが大事であると感じました。
中古物件を購入してよかったと思うことは、やはりローンを少なくすることができたことです。
子供がまだ小さいことから壁に落書きしたりさまざまなことが起こると考えていました。
新築マンションでそれをされると少しショックですが、中古なので気になりません。
また、仕事の関係で転勤が多いことから、このままここに住むとは限りません。
妻は実家の近くがいいと言うのでこの物件を購入しましたが、それは子供がまだ小さいから何かあったときに不安が解消されるからいうことが理由で、将来的にはマイホームがほしいといっています。
つまり、マイホームを購入するまで賃貸物件に住み続けるか、あるいは中古物件を探してそちらで生活するかという選択肢ができました。
家賃や駐車場などさまざまな経費を考えた結果、中古の物件のほうがよいという結論になりました。
それは購入するときの費用のことだけでなく、仮にマイホームを購入することとなったときに、物件を売りに出すこととなります。
そのお金を考えての判断です。
なので、買って終わりではなく、買ったあと、のちのちその物件をどうしていきたいのかということも良く検討することがポイントと思いました。
私は購入するときにその物件の将来性、さらには地域の発展状況にもついて聞いて、売るときにどのくらい値が下がるかについても考えてもらい購入の判断材料としました。
そうすることで、資金設計が立てやすかったからです。
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最終更新日 2025年5月15日 by estwittering