フリーエンジニアとはどのような職業なのか知りたいという人もいるでしょう。
基本的にこれは雇われた正社員ではなく、個人事業主として働いているエンジニアのことを言います。
近年ではフリーエンジニアの需要が増えており、目指す人もどんどん増えてきています。
目次
しっかりと稼げる人はほんの少ししかいない
時間や場所に関わらず仕事ができることが大きな特徴ですが、しっかりと稼げる人は実はほんの少ししかいません。
ほとんどのエンジニアはどこかの企業に常駐していることが多く、そこまで自由な時間が多いわけではないのです。
しかし、完全に独立した場合、会社員よりも収入を大幅にアップすることもできますし、いろいろな案件に関わることでスキルアップを目指すこともできるでしょう。
フリーランスなので会社員と比べ、収入の安定性は低くなります。
ですが、最近では効率よくフリーエンジニア案件を探せるようなサービスも充実しており、継続的な仕事を受注しやすくなっています。
フリーエンジニアの年収
フリーエンジニアの年収は個人のスキルや実績によって大きく変わってきます。
実力さえあれば年収1000万円を目指すこともできるでしょう。
また、正社員の時は年収300〜400万円だった人がフリーになった場合、収入が2倍くらいになることもあります。
個人事業主になると税金面の負担は大きくなりますが、それ以上に収入がアップしますし、経費を節約できるというメリットもあります。
フリーランスとして稼ぎたいという場合、常に新しい技術を学び続ける姿勢が大切です。
新しい言語なら習得しているエンジニアの数が少ないですし、需要が高いので案件の単価も高くなるでしょう。
現在なら人工知能やVR、スマートフォンアプリなどについて学んでおくのがおすすめです。
正社員として勤めている場合、若いうちはなかなか給料が上がらないというデメリットがあります。
フリーになるタイミングとしておすすめなのは20代
中には5年間で数万円しか上がらないというケースもあるため、年収をどんどん上げたい場合はフリーランスになった方が良いと言えます。
フリーになるタイミングとしておすすめなのは20代です。
20代ではまだ早いと感じる人もいるかもしれませんが、きちんと技術力を身に着けていれば特に問題ありません。
正社員の2倍以上の収入を得ている人もたくさんいるため、独立は早めに検討しましょう。
エンジニアはスキルや経験により、年収が変化していきます。
しかし、正社員よりは年収が上がりやすいのはフリーの大きな魅力となっています。
都合に会った案件を選べる
また、都合に会った案件を選べるというのもメリットです。
会社に勤めている場合、会社の都合に合わせてやりたくない仕事もやらなくてはならないことがあります。
ですが、フリーの場合はそのようなルールはありませんし、自身のスキルや経験に合った案件を選べば良いだけです。
収入を上げたい時は少し難しい案件に挑戦しても良いですし、新しい経験を積みたい場合はそのような案件を選んでみましょう。
また、案件を紹介してもらう場合、やりたいことをきちんと伝えることが大切です。
会社に行かずに自宅で仕事ができるということも、フリーの魅力の一つです。
親の介護をしている人はペットを飼っている人、小さな子供がいる人などはできるだけ自宅で過ごしたいものでしょう。
会社勤めの場合は勤務時間が決まっていますが、フリーなら働く時間は自由に決めることができます。
場所も関係ありませんし、無理なく仕事を続けることができるでしょう。
会社員と比べフリーランスはリスクが高い
週5日働けない場合は週2日といった働き方もできます。
会社員と比べ、フリーランスはリスクが高いというデメリットもあります。
収入が安定しにくいため、安定して仕事を受注するためには複数のエージェントに登録しておくと良いでしょう。
また、悪い評判などが広まりやすいため、仕事に責任を持って取り組むことも重要です。
フリーエンジニアは自由に好きな仕事をやれると考えている人も多いでしょう。
営業や税務など今まで会社がやっていたことも自力でやらなくてはなりません。
そのため開発だけに専念したいという場合、フリーランスよりも会社員の方が向いていると言えます。
また、フリーエンジニアは基本的にクライアントと業務委託契約を結んで作業をするため、契約書をきちんと確認してから契約をすることが大切です。
契約書をきちんと確認しなかった場合、トラブルの原因となってしまうので注意しましょう。
まとめ
フリーランスになっても在宅ワークだけで高収入を実現するのは難しいです。
企業側がリモートで発注することは少ないですし、数少ない案件は優秀なエンジニアが受注しています。
そのため多くのフリーエンジニアは常駐案件に入ることになるでしょう。
最近ではクラウドソーシングサービスが広まっており、在宅でも10万円程度なら稼げるようになってきています。
エンジニアは経験が浅いとあまり収入を得られないと考えている人もいるかもしれません。
しかし、実務経験が1年以上あれば問題ありません。
国内では深刻なエンジニア不足が続いているため、経験が浅いエンジニアでも案件を獲得できることが多いのです。
最終更新日 2025年5月15日 by estwittering