1.医学部予備校を選ぶ際のポイントは合格実績や口コミなどを参考に

人気大学だと競争倍率が20倍にもなってしまう医学部の受験を成功させるには、きちんと対策を練ることが大切です。

特に予備校選びは重要といえます。

自分に合った学習環境で学ぶことによって学習効率を最大限に引き出すことができるからです。

富士学院などの医学部予備校を選ぶ際のポイントは、合格実績や評判、口コミなどを参考にするのがいいでしょう。

合格実績で確認する点は、志望校への合格実績が豊富かどうかです。

自分が志望する学校の合格者数が多い学校であれば情報量も多いので受験が有利になります。

評判や口コミはリアルな情報を入手することができる大切なツールです。

在校生や卒業生の満足度が高いかどうかをチェックしましょう。

他にも授業形態や学習設備、常勤講師の有無などを確認する必要があります。

授業形態は少人数クラスと個別クラスがあるので、自分に合ったものを選ぶようにしましょう。

集団クラスは周囲の生徒と刺激しあいながら勉強することができるので、競争心が高い生徒に向いています。

逆に個別クラスは自分だけのオリジナルカリキュラムで勉強することができるので、自分のペースで勉強したい生徒に向いているといえるでしょう。

どちらに向いているかわからない場合は、体験授業などによって選ぶことがポイントになります。

集団と個別の両方のメリットを取り入れた学校もあります。

学習設備では専用の自習室や休憩室があるかどうかを確認します。

2.常勤講師の在籍や自分との相性で選ぶ事がポイント

1日の大半を過ごす予備校の環境選びは重要です。

無料コピー機や個人ロッカー、フリードリンクの有無など細かい部分までチェックするようにしましょう。

また常勤講師が在籍しているかを確認することも大切です。

非常勤講師ばかりだと質問したい時に聞くことができない可能性もあります。

質問を後回しにしてしまうと勉強の効率も下がってしまうので、常勤講師が多い学校を選ぶことがポイントになります。

講師の選び方としては、有名であるという点で選ぶよりも自分と相性の良いという点で選ぶことが大切です。

どんなに実績がある講師でも自分と相性が悪ければ勉強のモチベーションも下がってしまうので、講師選びには注意しましょう。

学校がありすぎてどれを選んだらいいのかわからなくなってきたら歴史のある老舗の学校を選ぶことも有効といえます。

老舗の学校は指導ノウハウが充実しているので安心して授業を受けることができるからです。

3.予算に見合った授業料と自宅から通学できるのかの確認は大切

さらに学費や立地も確認することが重要です。

医学部予備校の学費は200万から700万円かかるといわれています。

普通の大学予備校の学費が100万円程度であるので、やはり学費は高めになっています。

ただし学費が高い分、授業時間が多めに設定されていたり、有名講師の授業を少人数で受けることができたりさまざまなメリットがあります。

生徒一人一人にきめ細かいフォローを行い、医学部に合格するためバックアップを全力で行っているので、どうしても学費が高くなってしまうのです。

その分毎年高い合格率を実現しているのです。

ただし高額な学費を支払うことができる家庭ばかりではないので予算に見合った授業料で受講できるかどうかを確認することも大切です。

季節講習などの別途費用もかかるかどうかを考慮して選ぶようにしましょう。

立地では自宅から通学圏内であるかどうかや校舎周辺の治安などはよいかを確認することが大切です。

特に女子の場合は夜間の帰宅も安全かどうかチェックしましょう。

治安以外にもショッピングモールやデパートなどの商業施設が近い場合も注意が必要です。

これらの誘惑に負けそうだなと感じたらオフィス街など誘惑するものがすくない地域の学校を選ぶようにしましょう。

4.直営の寮が完備され自習室があるなど自分に合った予備校を選ぶ

また自宅から遠く通うのが大変であれば、直営の寮が完備されているかどうかも確認することが大切になります。

寮の確認する時のポイントは提携ではなく直営であるかどうかです。

提携の寮だと専門学校生なども利用している場合があるので、勉強に集中できなくなってしまうことがあります。

その点直営の方が管理やサポートが充実しているので、より勉強に集中することができます。

さらに寮内に自習室が完備されていればバッチリです。

このような点を注意して医学部予備校を選ぶことが最適ですが、これらの要件をすべて満たす学校が見つからないのであれば、優先順位をつけて複数の学校をピックアップしていくことをおすすめします。

優先順位のつけ方は一人ひとり異なるので、自分がどれに重きを置いているのかをよく考えてからつけるようにしましょう。

また実際に自分で足を運んで見学することは大切です。

口コミや評判を確認することも大切ですが、環境や講師、スタッフとの相性は個人差があるので、最終的には自分で判断しましょう。

自分の目で判断しないで選んでしまうと、相性が合わなくて結果的に学校を変えてしまう恐れがあるからです。

そんなことになってしまうと、学費はもちろん、貴重な勉強時間も無駄になってしまうので慎重に選ぶことが大切です。

最終更新日 2025年5月15日 by estwittering